2023/08/17 21:39

Xファイルのシーズン6 エピソード19

「アンナチュラル」

1947年にロズウェルの黒人野球チームに所属していた選手ジョシュ・エックスリーが失踪する。当時、警官だったデールズは人種差別主義者に狙われる彼を護衛していた。黒人リーグでホームランを61本打ってもメジャーリーグに上がらないエックスリーは何かを隠しているとデールズは疑い始める。遠征先のホテルで物音に気付いたデールズは、エックスの部屋に入ると宇宙人に遭遇して気を失う。そして、デールズはエックスの正体を知ってしまうというコメディー色が強いけどリスペクトとオマージュ溢れる回です。


このエピソードは、Xファイルの中で唯一スーポーツが題材なった話です。モルダー役のドゥガヴニーが初監督作品。

エピソードタイトル「アンナチュラル」は、ロバート・レッドフォードが主演した野球映画「ナチュラル」をもじったものです。



ロズウェルグレイズはドラマの中の架空野球チームですが、グレイズは実在しておりピッツバーグに隣接するペンシルベニア州ホームステッドで1929年から1950年まで黒人リーグに所属していたチーム。架空の選手ジョシュ・エックスリーのモデルとなったのが、1930 ~ 1946 年までグレイズで活躍したジョシュ・ギブソンという人気選手だそうです。ジョシュ・ギブソンは、脳卒中で35歳の若さで亡くなりのちに全米野球殿堂している。

エンディングで「こんな選手がいたと伝えてくれ」とエックスリーはデールズにメッセージを送りサヨナラ....

このエピソードのテーマは偉大な選手は後世まで語り継がれなければならないというお話です。

いま、メジャーリーグで活躍している大谷選手もそんな人物なんでしょうね。

冒頭でベーブルース、ミッキーマントルは宇宙人だという会話があるように大谷選手も宇宙人でほかの惑星から来たと言っているファンが多いのも頷けます。誰もができないことを簡単に遣って退けるという意味なんだろう。


ちなみに、この回は私の中でとても好きなエピソードなので何かグッズが欲しかったのでGRAYSのユニフォームを作りました。

テキサスにあるロイヤルレトロというMLB、NLB、NBA、NLFなどのオールドユニフォームを作っている会社に、たまたまGRAYSのユニフォームがあり背番号と名前を自由に入れてもらえるという嬉しいサービス!!!興奮しながらぽちっと!

架空の選手の名前を入れる、それもXファイルに出てくる選手なんておもわないだろうな。世界中探してもこんなユニフォーム作る人は私だけ。世界に一つだけの...ユニフォーム

Xファイルのユニフォームは、名前入りだけど1947年は背番号のみで1960年代から名前を入れるようになったみたいです。

あくまでもフィクションなので.....

ピッツバーグパイレーツ時代の筒香選手もこのユニフォームを着て試合に出ていました。今何してんだろう?