2023/07/02 16:53
ここ数か月「X-FILES」シリーズを全話視聴して凄くはまってしまいました。
正直、今更だと思いますが、1993年からスタートしたこのドラマを当時13歳だった私にとっては時間とお金がないので観ることすらできませんでした。
当時は、ビデオレンタルだったので1テープに1話~2話入って500円ぐらいのレンタル料を払うことすらできません。未成年にはとてもハードルの高いものでした。
しかし、昨今はサブスクという月額1000円を払えば見放題というなんとも便利なコンテンツサービスがあるのです。
たまたま、ディスニーチャンネルを登録していたのでX-FILESシリーズを1話から見始めました。
都市伝説的な事件をモルダーとスカリーが追及していくというストーリーで1話完結が多いです。
全話208話というとても長いドラマです。
ホラー的な話が多いのでグロかったり怖かったりするのもあるのですが、それでもエイリアンやUFOの話はとても好きなので次どうなるんだろうと四六時中X-FILESの事を考えてました。
超絶長いドラマの中ですごく目を引いたのが、主役のモルダーとスカリーを頻繁に支援する「The Lone Gunmen」というコンピュータハッカーの一人「ラングリー」がバンドtシャツをよく着ています。KORN、Social Destotion、Ramones、The Boucing Souls、D.O.A、Dead Kennedys、MÖTÖRHEADなど
90年代に作られたTシャツなので、今あるならとんでもなく高い。
X-FILESの作者クリス・カーターは、パンクファンだからバンドTシャツをよく着させたみたいです。
X-FILESの中でもとても印象的なエピソードがあります。
エピソード3 第3話「D.P.O」
このエピソードでは、モルダーとスカリーがオクラホマ州で起きた落雷による一連の死を調査し、最終的に5人の地元男性を殺害した落雷で唯一生き残った若者と関係があることが判明するエピソード。
その少年の役をジョバンニ・リビシ
脇役が多い俳優ですが、いろんな映画に出演してます。
その友達役をジャック・ブラックが演じてます。
主役の少年が着ているTシャツが VandalsのLive Fast DiarrheaアルバムTシャツ。
ただ単に衣装としてたまたま使用したならわかるのですが、このエピソードの面白い所はVandalsがサブリミナル的にいろんなところに出てきます。当時、Nitro Recordsから出していたのでこのTシャツのバックプリント(Nitro Recordsロゴ)もちらつかせています。
そして、エンディングでLive Fast Diarrheaの曲が流れます。
兎に角、このエピソードは内容よりもVandalsに目が行ってしまう。
ちなみにMonster OutsideというパロディーTシャツを作っているところからVANDALSの「Live Fast, Diarrhea」アルバムデザインをX-FILESのパロディーとして一瞬出ていたそうです。
ジョシュが手に入れてました。これは欲しい。
なぜ、このエピソード「D.P.O」がVANDALS一色になったのかというとX-ファイルの作者であるクリス・カーターは、ヴァンダルズファンであり、ジョー・エスカランテ(ベース)の友人。ある日、彼はジョーに電話してヴァンダルスのファンで雷を利用して悪いことを引き起こすことができる子供についてのアイデアから生まれたそうです。そして、ジョー・エスカランテはCBSのテレビ局で働いていた事からD.P.Oが制作されたそうです。このエピソードのおかげでヴァンダルズファンが増えたと語ってます。
ジョー・エスカランテは、History Cannel の 古代の宇宙人、呪われた島 オーク・アイランドと財宝の謎、Discovery ID の TRUE NIGHTMARES、Travel Channel の IN SEARCH OF MONSTERS、Oxygen の BURIED IN THE BACKYARD などの番組で脚本家およびプロデューサーとして携わっています。
追記
シーズン10 エピソード4 「バンドエイド・ノーマンズマン」
ランシドのティム・アームストロング(Tim Armstrong)がラッシュマン役として出演。
モルダーとスカリーは、人間が犯したとは思えない市職員殺害事件の捜査に派遣される。
製作総指揮、脚本と監督を務めたモーガンがティムをキャスティングするきっかけとなったのは、ランシドのファンだったから。
壁に描かれてる絵はティム自身の作品です。